260㎜ボアのエンジン、シリンダーヘッドからガス漏れとのことで、
船員さんに指導のつもりで現地へ直行したのですが…
結局一人で外しました。
シリンダライナ左側にガス漏れ痕は仕方ないにして、冷却水連絡管まわりの錆がすごいこと
になっていました。
掃除して組み込み、ナットを手締めにしたんですが、そこですでに分解前に
打った合いマークよりも進角していて、
「おいおい、15倍レンチでゆるめたところと手締めが一緒かよ…」
1976年製のエンジン、ボルトの伸びが半端ないです。
結局は合いマークは無視、手締めからの角度締めにて終了。試運転後、さっさと撤収。