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~新造船①~進水・定期検査実施

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今般、弊社では数十年ぶりとなる「新造船」を建造し、無事納品させていただきました。

当該船はダム湖管理用の小型船(鋼製)で、設計・復元性解析・建造と全て自社で行いました。ありがたいことに、すでに次の案件のご相談もいただき始めております。次の100年に向けた事業体制強化の大きな柱のひとつとして、新造船事業にも積極的に取り組んでまいります。

先日行われた進水と定期検査の様子をお見せしたいと思います。

年明けから製作を開始し、新造船の船体工事が完了!

先日、進水定期検査が行われました。

進水の際、船をクローラクレーンで吊り上げて進水を実施。しっかりと船を固定し、クローラクレーンで吊り上げる様子は圧巻です?!初めて海に進水する緊張の瞬間を、弊社の社員たちで見守ります。

【クローラクレーンで船を吊り上げる様子】

【進水する瞬間を社員が見守ります】

船は無事に進水し、航行することが出来ました⛵

翌日は、日本小型船舶検査機構(JCI)様によるダム管理船の定期検査が行われました。総トン数20トン未満の船舶を「小型船舶」といい、小型船舶の検査と登録はJCI様が国の代行機関として行っています。検査に合格するには、水密検査の他、寸法通りに設計されているか、船体各部がしっかり溶接されているか等のチェックがあります。

【JCI様による定期検査の様子】

また、乾舷計測(どのくらいの定員が乗船可能かを測る)、傾斜試験(どのくらいの人や物を載せることが可能かを測る)も行われました。

2日間にわたる進水・定期検査共に問題なく終了しました。お客様が安全に且つ長期的に船を利用出来る様、こうした検査は非常に重要です。後日、船はお客様へ引渡されます。その様子もブログやInstgaramにてUP致します⛵

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