内外航船修理

<初のフローティング工法を実現>


 鶴見運河の水深が浅いため、当社の上架設備は喫水の深い船舶の修理保守ができない点が課題であった。
水深の問題により断念していた大型船上架工事に於けるお客様からの入札案件にお応えするため、平成28~29年に、横浜市神奈川区内にあるプライベート岸壁を借用、行政より営業許可を取得して、海上土木工事に使用されるケーソンドックを利用して洋上での船舶修繕を実施した。
 当時、常務取締役兼工務部長であった二宮一也(現代表取締役社長)と小島隆行(現専務取締役)が率い、米陸軍・海軍の船舶6隻を2隻ずつ上架して修理を行った。フローティングドックを利用した船舶修繕は他造船所に於いても実施されたてはいるが、海上土木工事用のケーソンドックを利用した船舶修繕はまれであり、さらに型式の異なる2隻の船舶を上架しての修繕は世界においても類をみない、当社の将来的発展を見据えた大きな取り組みであった。